ミラクルブサイク変身物語 ~沖縄ヒッチハイクシリーズ~
『沖縄ヒッチハイク13』
船はゆっくりと速度を落としてきたついに、南国沖縄にあと10分後に到着することになったのだった
私は一番最初に降りようと、真っ先に出口に並ぼうとしたが、私と同じことを考えているおバカな連中に先を越されてしまった気にくわなかったので、やっぱり一番最後に降りることにした(笑)
念願の沖縄に到着したぞぉ~!!ヤッタ!ヤッタ~!!
で・・・どうしよう??(笑)
最初の目的はヒッチハイクで沖縄に旅に出ることだった。
その最初の目的がすでに果たされてしまったのだった。
えっと・・・これからどうしたらいいんだろう・・・
とりあえず沖縄を歩こう!
今、どこにいるのかもわからずとりあえずテクテクと歩き出した。
うわ~ココが南国沖縄かぁーーーー!!
暑い!熱い!暑すぎるぅーーーー!!
なんて青空が青いんだろう!こんなに空って青いんだぁーーー!!
生まれて初めての沖縄はやっぱり想像通り・・・暑すぎる沖縄だった。
早速日焼けをしようと、Tシャツをわざと袖まで捲くし立てて、ガン黒作戦を開始
金沢に帰ってから本当に沖縄に行ったことを自慢してやろぉ~
目的もなく、とりあえず、テクテクと安謝港からひたすらまっすぐ歩いていた。
途中、安謝郵便局に立ち寄った。
沖縄に来てるぜぇ~っていう自慢のために、母にハガキを出した。
そしてまたテクテクと、浦添に向かって歩いていた。
途中、あるチラシを見つけた
そのチラシはてだこ祭りの宣伝用の貼紙だった。
祭りか~いいねぇ~
で?いつ祭りはあるの??
今日じゃん
コレだ!!てだこ祭りで何かある!!何かに出会えるに違いない!!
てだこ祭りにビーーンとキタので、電柱からチラシをビリッと引っ剥がしてポケットにいれた。
てだこ祭りできっと何かに出会える!!漠然とした確信に、背中を押される気分でまたテクテクと歩き続けた
つづく・・・
つづきはこちら→『沖縄ヒッチハイク14』
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